ジャングル・ブックのジャングルはわかるけど、ブックって本のこと?本なんて出てきたっけ?ジャングルが舞台だけど、実はアマゾンとかじゃなくてインドなの?なんであえてのインド?っていうか、インドにジャングルなんてあるの?
おもしろいけどわからないことも多い『ジャングル・ブック』について調べてみました!
ジャングル・ブックの「ブック」とは?
ジャングル・ブックには、原作があります。イギリス人のラドヤード・キップリングという人が書いた短編小説集『ジャングル・ブック』(1894年)と『続ジャングル・ブック』(1895年)です。
この二冊の本は、主にジャングルを舞台とした短編小説を集めたものです。そのため、キップリングは、『ジャングルの本』、すなわち『ジャングル・ブック』と名付けたと思われます。
舞台はなぜインドなのか?
イギリス人のキップリングはインドに住んでいた時期があり、インドでの生活の中から『ジャングル・ブック』の着想を得ました。
なぜ、イギリス人がインドに住んでいるのか?それは、当時インドがイギリスの植民地だったからです。
そのため、イギリスの小説には、たびたびインドが登場します。
有名なのは、コナン・ドイルが書いたシャーロック・ホームズシリーズの『四つの署名』という作品です。この話には、インドの人たちがイギリスの支配に対抗して起こしたインド大反乱や、それにまつわる財宝などが、重要なファクターとして登場します。
しかも、コナン・ドイルは、キップリングにゴルフを教えたこともあるそうです!
『シャーロック・ホームズ』と『ジャングル・ブック』に接点があるなんて面白いですね!
「ジャングル」はインドの言葉!!
インドは乾燥しているイメージが強いと思いますが、広大な国土の中にはさまざまな気候の地域が混在しており、ジャングル地帯もたくさんあります。
それどころか、「ジャングル」という言葉自体が、インドの言葉であるヒンディー語の「ジャンガル(jangal)」に由来するんです!
もう『ジャングル・ブック』は、ほぼインド映画といっても過言ではありません(暴論)!
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