2020年9月1日に放送された『私の家政夫ナギサさん』最終話で、相原メイちゃん(多部未華子)の上司の天保山製薬・横浜支店の支店長・古藤深雪(富田靖子)さんと、シロクマメディカルの卸さん・駒木坂春夫さん(ずん・飯尾和樹)が、なんと夫婦だったことが判明しました!
そのときに流れた回想シーンで、いろいろ伏線が張られてたということに、はっとさせられましたよね。
その後、私は第一話を見直したんですが、ずんの飯尾さんのシーンがまったく違う意味に思えてきました!意図的な伏線なのかどうかわかりませんが、ちょっと紹介してみますね。
第1話の飯尾さん初登場シーン
シロクマメディカルを訪れたメイちゃん。卸さんである飯尾さんと情報交換をします。
「ここだけの話ね、サエグサ中央医院は鳳来製薬と迷ってる」とこっそり教えてくれた後、
「あっ、内緒ね。僕は相原ちゃんのところに頑張ってほしいからさ」とメイちゃんに笑いかけます。
さらに「あっ、そうだ。今日はね、チョコなんだよ」と言って、市販(多分)のチョコレートをくれました。
ここで、メイちゃんの声で、「卸さんのおじさん率は高い」というナレーションが入ります。
初見時の私の理解
私は初めてこのシーンを見たとき、メイちゃんは飯尾さんに気に入られているから、内緒の情報を教えてくれたり、チョコをくれたりするんだろうな、と考えていました。
メイちゃんの「卸さんのおじさん率は高い」という発言も、おじさんだからメイちゃんのような若い女性のMRに優しくしてくれる、というようなニュアンスも少し含まれているように思いました。
最終話を見た後に、第1話を再視聴して思ったこと
最終話を見て、飯尾さんと支店長が夫婦だったことに衝撃を受けた私。
そこで、もう一度、第1話を見てみました。
「僕は相原ちゃんのところに頑張ってほしいからさ」という飯尾さんの発言。
これは「天保山製薬は自分の奥さんのいる会社だから頑張ってほしい」という意味にもとれるような気がしてきたのです!
真相はわかりませんが、同じシーンが違う意味にもとれるというのは、すごく面白いなーと思いました。
ちなみに、第1話では、たぶん市販のチョコをくれていた飯尾さんですが、第6話になると、奥さんの手作りクッキーをくれるようになります。
これは、単身赴任していた支店長が横浜に来て一緒に暮らせるようになったため、市販のチョコレートから支店長の手作りクッキーにかわったということだと思います。面白いですね!
『家政夫のナギサさん』電子書籍版
『家政夫のナギサさん』紙書籍版
小説『家政夫ナギサさん』電子書籍版