歴史

【麒麟がくる】薬と織田信長が掛かってる?これは意図的な構成なのか!?

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2020年8月30日に放送された『麒麟がくる』第二十二回「京よりの使者」では、ある二つの場面が見事にリンクするのではないかと話題になりました。さっそく見ていきましょう!

駒(門脇麦)は、芳仁から教えてもらった「何にでも効く薬」をたくさん作って、医者にかかるお金のない貧しい人たちにタダで配っていました。

そんな駒に、望月東庵(堺正章)は次のようにいいます。

「効能も分からぬ怪しげな薬じゃぞ」「もしものことがあった時どうするのだ。薬というものはな、十分に気を付けて扱わねばならんのだ。物によってはその時は効いても後々ほかの所が悪くなったりすることもある。下手をすれば命に関わることもあるんじゃぞ。何かあった時お前は責めを負えるのか」

なるほど。とにかく人々を助けたいと思う駒ちゃんの気持ちもわかるし、東庵先生の言うことも決して的外れではないですよね。難しい問題だ…。

織田信長

一方、将軍・足利義輝(向井理)と十兵衛(長谷川博己)のシーン。

「わしは麒麟を呼べる男になりたいのじゃ。それは将軍になってからずっと願い続けてきたこじゃ。しかし思うようにならぬ。やればやるほど皆の心はわしから離れていく。何もかもうまくゆかぬ…」

嘆く義輝に対して、十兵衛は次のように言います。

「将軍家に力を取り戻すには強い大名の支えがいります」「尾張の織田信長がおります」「今川義元を討ち果たし強く大きくなりました。あれはただ者ではありませぬ。勢いがあります。信長が上洛し上様をお支え申すなら大いに力になりましょう」「私がお連れいたします」

足利将軍家を救うために、織田信長を連れてくることを決めた十兵衛。こちらは、かなり今後の展開にもかかわってきそうな重要なシーンですね。

重なり合うふたつのシーン

この「薬」と「織田信長」に関する二つのシーンがリンクするのではないかという考察は、Twitterで何人かの方が言っていました。比較的早い段階のツイートを以下に引用します(見落としもあると思いますのでご容赦ください)。

私はぜんぜん気がつかなかったんですが、これらのツイートを拝見して、なるほどなあと思いました。みなさんはどう思いますか?

十兵衛が連れてくる薬(織田信長)は、室町幕府に、そして戦国日本にどのような影響を及ぼしていくのか。ますます今後が楽しみになってきました!

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