この記事はこちらのふたつの記事を前提にしています。
頂点に登り詰めた温人の前に現れたのは未知留だった!
最終回で、温人が赤の組織のトップに上り詰めました。
そんな温人の前に立ちはだかったラスボスは、妻の未知留でした!
温人「どうして、邪魔をするんだ!俺は家族が幸せに暮らせる国をつくる。どんな犠牲を払ってもだ!」
未知留「あなたは間違ってる!そんなこと、私も友果も望んでない!」
どうして、こんなすれ違いが起こってしまったのでしょう!?
温人にとって仕事と家庭の両立は難しすぎた!
温人はハルカナの社長として、常に戦って社員を守っていかなければならない立場です。
友果ちゃんの誘拐事件以来、温人はいい夫、いい父親になったように見えますが、やはり限界がありました。
温人は資本主義社会の限界を感じざるを得なかったのです。終わりのない競争の中で疲弊するばかりでは、家族を守ることはできない。そして、彼は自分が赤の組織の頂点に立ち、現在の日本国家を破壊し、自分がリーダーとなった新しい国家をつくるしか、家族が幸せに暮らせる道はないと考えるようになったのです。
未知留の本当の「ファミリー」とは
未知留は温人との激戦の末、温人を殺します。すでに未知留は警察の大部分を味方につけていたので、温人は自殺として処理されました。
未知留は暴力によってではなく、あくまで民主主義的なプロセスで、日本を導いていくことを決意します。
そして、十年後。日本初の女性総理大臣、鳴沢未知留が誕生するのです。
ラストシーン。未知留は記者たちに向かって笑顔でこう言うのです。
「すべての日本国民のみなさんが、「マイファミリー」です。ともによりよい国をつくっていきましょう!」