お盆のころまでは、虫の被害もなく順調に収穫していたチマサンチュでしたが、
8月下旬から虫の被害がはじまってしまいました!!
わたしの大事な野菜に迫るのは「アザミウマ」という虫みたいです。
虫の写真とかは載せてないので安心して読んでください(・∀・)☆
チマサンチュに白っぽい斑点がついてる!?虫の被害が広がりはじめました
栽培55日目までは、順調そのものだった我が家のチマサンチュ。
栽培62日目ぐらいから、ちょっと元気がなくなってきちゃったんですよね~
遠目で見ると良い感じなんですが、よーく見ると白い斑点がつき始めてます。
まだ被害は少しだったので、その部分を取り除いてモリモリ食べていたんですが
栽培67日目の9月1日の様子は・・・
大きく成長した葉には、被害が広がってしまいました(;´Д`)うーん。
中には被害が大きな葉もあって、こんな感じ
ヤバい!ヤバすぎる(>_<)!!
レタス類って最初は順調なんですが、終盤は毎回こんな感じの被害が出てしまうんです。
原因は何なのか、ちょっと調べてみたので報告しますね!
アザミウマってどんな虫?小っちゃいので見つけにくいのが難点!
農業についても害虫についてもド素人ですが、今後の家庭菜園のために調べたことをまとめておきたいと思います!(詳しい情報は他のサイトがたくさんあるので参考にしてね!)
「ウチでも同じ被害がある~」って方のお役に立てればうれしい次第です(*´ω`*)
逆に、情報が間違ってるよ!とか、もっといい方法知っているよ!って方は教えてください☆
我が家のチマサンチュに被害を及ぼしている犯人は「アザミウマ」という虫みたいです。
「アザミウマ」とは別名「スリップス」とも呼ばれる1ミリ~2ミリの小さな害虫です。
葉や蕾について吸汁して被害を出すみたいで、吸汁された葉は変色したり萎縮してしまいます。
もっとも怖いのは、吸汁したときにウイルスを媒介して植物に感染させてしまう場合もあるのだとか。
厄介な虫ですね。
年中生息しているが、高温・乾燥を好み8月ごろに活動が活発化!
思い返せば、我が家のチマサンチュも8月中旬まではとっても元気だったんです!
そこからどんどんアザミウマの被害が広がっていきました。なぜ?
まさに高温・乾燥だった!!
8月中旬から下旬にかけて、東北でも34度を超える日が続き1週間以上雨が降っていなかったんですよ(; ・`д・´)
人間たちは暑さでバテバテだったけど、アザミウマにとっては何とも最適な環境だったのでしょう!悔しい・・・
アザミウマの被害で、野菜はどうなっちゃうのか?
アザミウマがついてしまった葉っぱは、色素が抜け白くなってしまうことがあるみたい。
と、思い出した!!
今年、バジル栽培を失敗してしまって収穫できずに撤収することになってしまったんです。
あれ、アザミウマの仕業だったみたい!!
しかも調べてみたら、いろんな野菜に被害を及ぼすみたいでこれは一大事です!!
<アザミウマがつきやすい野菜>
- キク科:レタス
- アブラナ科:キャベツ、ブロッコリー、コマツナ など
- ナス科:ナス、ピーマン、トウガラシ類、トマト・ミニトマトなど
- マメ科:エンドウなど
- ウリ科:キュウリ、スイカ、メロンなど
- アカザ科:ホウレンソウ
- ヒガンバナ(ユリ)科:ネギ類
- キジカクシ科:アスパラガス
- バラ科:イチゴ
うちのベランダには、レタス・小松菜・チンゲン菜・ししとう・ミニトマトがあるし該当しまくってる!
これは急いで対策が必要ですね!
アザミウマの対策。簡単なモノから専門的なモノまで様々です
いろいろ調べてみると、対策方法はたくさんあるみたい。
自分でも試せそうなのが7つです!!
手で捕殺する。単純だけど基本だよね
我が家のような激狭ベランダとか栽培数が少ない家庭菜園では、やっぱりこれが基本でしょうね!
畑であったり、庭やベランダが広くて栽培数も多ければなかなか難しいかもしれませんが、小さな苗のうちはよーく観察するのが得策かな?と思っています。
だたし、アザミウマって結構すばしっこいんですよ。
指で捕まえて潰すのはちょっと大変だなと思って、養生テープでぺたぺたして捕まえたりしています。
虫が苦手じゃない方はちょっと試してみてください(^^)
雑草を除去する。雑草だけじゃなく枯れた葉っぱも除去しないとね
見落としがちなのが、雑草の除去です。
雑草があると、そこから野菜に虫が移ってきちゃうらしいので不要な草は除草した方がいいみたいです。
我が家は、基本的に水耕栽培なので雑草が生えるスペースが無いんですが
忘れちゃいけないのが枯れた葉っぱ!!
きちんと手入れをすることが害虫予防にもなるんだって改めて痛感させられますね!
防虫ネットをつかう。でも網目が1ミリ以下のものってハードル高いね
害虫の予防って言ったら「防虫ネット」ですが、アザミウマはめちゃ小さい虫なので網目にも気を付けないといけませんね!
ただ、網の目が1ミリ以下となると園芸専門店で買うしかなさそうですね。
今すぐには手に入らないし、全部の野菜にネットをかける訳にはいかないので、今後良いネットが見つかったら購入してみようと思います☆
ちなみにインターネットの情報では、赤色のネットを使うと虫の視力では見えないらしく効果があるとか・・・探してみまーす♪
反射光を使う。アザミウマは光の乱反射が苦手らしい
すぐにでも取り入れられそうな対策がこれ!反射光を利用することです。
アザミウマは光の乱反射が苦手らしいので、銀色のマルチを使ったり銀色テープをぶら下げる対策をとっている方が多いみたいです。
考えてみたら、我が家のチマサンチュも最初はアザミウマの被害がありませんでした。
チマサンチュが定植されている容器にはアルミシートが張ってあるんです。だから背丈が低い栽培初期は被害が無かったのかも。
栽培後期になって、チマサンチュの背丈が高くなるのでアルミシートの反射光が届かなくなってアザミウマがつきやすくなったのかもしれません!
実験したわけじゃないので、推測の域を出ないのですが筋は通ってますね!納得です。
近くにアルミ箔をつけて、光の乱反射攻撃を仕掛けてみようと思います(^O^)/
天敵を活用する。アザミウマを撃退してくれる天敵を呼びたいけれど・・・
自然の中では、アザミウマを捕食してくれる天敵となる虫がいます。
「スワルスキーカブリダニ」と呼ばれる小さなダニとか、「ヒメハナカメムシ」という虫が天敵にあたるらしいです。
しかも「ヒメハナカメムシ」は対アザミウマ用に購入もできるらしく驚きですね!!
でもでも、家庭菜園初心者の私には天敵を呼んでくるのも、購入するのもちょっとハードルが高いですね。勉強になりましたが、今回は見送りです。
農薬・殺虫剤を使う。正しく使えば農薬だって悪いものじゃないよね
化学の力に頼ってみる。これも一つの方法ですよね!
農薬を使っていない野菜を食べることは家庭菜園のメリットの1つですよね。
でも、必要な時は薬の力を借りるのも賢い選択かな?とも思ったりしてます。
農薬については、まだまだ勉強不足で購入して使ったことは無いんですが、いずれ使ってみるかもしれません。
我が家では、食品成分由来の殺虫剤を使っていますよ。フマキラーのカダンセーフってやつです。うどん粉病とかのときお世話になってます。
ただ、この商品ではアザミウマは撃退できないみたい・・・残念。
発生株の処分。結局これに行き着く・・・新しい株を準備しよう。
最後の手段が撤収!!これです(笑)
もちろんミニトマトとか長い期間かけて栽培する野菜は、簡単には撤収できないでしょう。けど
今回はチマサンチュです。種から育て始めても約1ヵ月で収穫できるようになりますもんね!
潔く撤収して、次の株を育てるのが得策かな?と個人的には思っています!
いろいろ対策について書いて来たけど、今回はこれを採用してみようかなと思ってますよ☆
実は次の株はすでに大きくなってきてます!用意周到でしょ?
レタス類の栽培は、うちのベランダ菜園では主戦力なので欠かしたくないんです!(切実)
なので、実はチマサンチュとリーフレタスはすでに種まきを行っていました( *´艸`)
8月13日に種まきしたチマサンチュとリーフレタス(他にもたくさんあるんですが・・・)
8月13日には穴鉢に入れて、のり容器に定植していました~
そして、8月27日にはこんなに立派になりましたよ(*´ω`*)
アザミウマの被害が出るって分かってた訳では無いんですが、実は苗を準備していたんです☆
これでスムーズに次の収穫にバトンタッチできそうですね!
今の株を処分して、新しい苗を定植する様子は次回お伝えしたいと思います!
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